アーユルヴェーダハーブの各ハーブ特性研究
ハーブの組み合わせによる効果の研究及び商用転用への研究のご協力
産学連携 横浜市立大学
 生命ナノシステム研究科 長寿科学研究室
 鮎沢大名誉教授/三木健輔特任助教

アーユルヴェーダとは
 アーユルヴェーダと聞くと、ごま油を額に垂らすシロダーラやマッサージを思い浮かべる人が多いかもしれません。それもアーユルヴェーダの一部ですが、本来は古代インドで5000年以上も前から続く伝承医学です。
 生命という意味のアーユスと真理・科学という意味のヴェーダを合わせた言葉で、生命や健康と病についての体系的で科学的な知識が網羅されています。病気の治療や予防など、ナチュラルな方法を使って根本原因に働きかけていきます。その際に用いられるものにアーユルヴェーダハーブがあります。
 5000年以上かけて蓄積・淘汰されたハーブ。この効能を抽出し、皮膚理論と組み合わせ、化粧品の開発を行っています。

アーユルヴェーダハーブのイメージ


アーユルヴェーダハーブの可能性
 現在アーユルヴェーダと言われている商品の中で本当にアーユルヴェーダの良さを引き出せているのか?
 どのように「良さ」を確認できるのか?

 その問いに答えを出せるよう細胞試験をできるように産学連携させていただいております。
 アーユルヴェーダのハーブの組み合わせは無限。その効果や商品転用も無限になります。
 様々な分野で活用できるアーユルヴェーダをご相談ください。


数千種類とも言われるアーユルヴェーダハーブ。ハーブ抽出液を各種細胞に添加し、細胞増殖率や種々マーカー発現量の変化を科学的に検証し、有効なハーブを探索しました。

細胞活性対策実験結果

アーユルヴェーダハーブ化粧品の商品例

 

頭皮用美容液

発毛に有効とされる300種類のハーブから、複数の細胞を活性化させるハーブを探索し、抽出液をブレンドしました。
毛髪の組織となるメデュラ・コルテックス・キューティクル・内毛根鞘細胞・外毛根鞘細胞となる毛母細胞。毛母に栄養を与えるとともに発毛周期を決める毛乳頭細胞。ターンオーバーや新陳代謝とも言われる表皮角化細胞。肌のハリや弾力、うるおいの元であるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出している真皮線維芽細胞。これらの細胞の活性化を促し、育毛を阻害する原因を解消します。ミノキシジル(血行促進)、ファナステリド(男性ホルモン阻害剤)では効果のなかった頭皮の老化による脱毛にも。
ヒト幹細胞培養液配合化粧品と組み合わせることにより、細胞活性が促進され、さらに効果が引き出されます。


毛髪形成に関与する毛母、毛乳頭、表皮幹細胞の増殖促進が不可欠
各5箇所のマトリックス全てで約300種のハーブによる細胞の影響を研究。
総合的な効果を得るための適性混合を検証。

毛乳頭細胞

  • 毛細血管の養分を毛母細胞に供給
  • 様々な増殖因子を産生
  • 毛周期を調節

毛母細胞

  • 分裂し角化することで毛髪を形成
  • 育毛には毛母細胞の増殖が必須
  • 毛乳頭細胞による制御

毛乳頭細胞 毛母細胞
毛髪

表皮幹細胞 / 真皮線維芽細胞

  • 表皮/真皮の形成に関与
  • 様々な増殖因子を産生
基部マトリックス

弊社IBTJはOEM化粧品企画製造会社として、製造会社だからこそできる商品づくりに貢献します。
化粧品、トイレタリー商品、化粧品容器など何でもご相談ください。
経験豊富、発想豊かな社員が対応いたします。
まずお客様の夢やイメージをお聞かせください。